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投稿日 2021年5月15日 04:30:10 (WorldFootballNewS)
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今回は98年フランスW杯で彼らと共に代表メンバー入りし、プレーを間近で見てきた小島伸幸氏に、2人の特徴を比較してもらった。
2人をひと言で表すなら”動の川口”と”静の楢﨑”といったところでしょうか。
自ら積極的にアクションを起こす川口選手に対して、最後の砦としてどっしりと構える楢﨑選手。
■「セービング」についてですが、サッカーの場合は同じシチュエーションで同じボールが来るケースがまずないので、
単純な比較が難しい。これはほかの項目においても同じです。ただ、両者とも非常にバネがあり、ボールに対して真っ直ぐに飛ぶなかで、
川口選手のほうがより滞空時間の長いジャンプで、
楢﨑選手は無駄がなくシャープなセービング。言葉で表すとそんなイメージになります。
試合の流れのなかで、自分のポジションやスタンス、構えによってDFと連携して相手を追い込み、
最後に自らアクションを起こしてボールを止め、
楢﨑選手はコースを限定しながら最後にはどこに来ても止められるポジションを取る。
その最後の駆け引きの部分で”アクションの川口””リアクションの楢﨑”と言えるでしょう
■「クロスボールの対応」については、
川口選手の場合、GKのなかで上背があるほうではないんですが、ここでも積極的に出ていって広い範囲をカバーできます。
若い頃は予測のみで出て裏をかかれてしまうこともありましたが、経験を積み上げてそうしたミスも少なくなった印象です。
一方の楢﨑選手は自分が出られるエリアをよく知っていて、そこに入ってきたボールに対してしっかりと勝負できます。
ここでもスタイルの違いがよく見て取れると思います。
■「1対1の対応」を比べると、
川口選手は相手がシュートを打つ前に対処できればそれが最善であるという印象です。
例えばスルーパスは、インターセプトしてしまえば相手のチャンスはゼロになります。
ドリブルシュートも、相手に寄せれば寄せるだけシュートコースはなくなっていきます。
そこは積極的に飛び出そうと考えていたのではないでしょうか。
もちろん、楢﨑選手もそういった考えのもと、飛び出すこともあります。
ただ、川口選手と比べると、状況によって相手のボールに触られないようならステイしてコースを消しつつ、
ボールを持ってくれるならそのままコースを消しながら追い込んでいく印象です。
相手は手数をかければかけるほど楢﨑選手の間合いに引き込まれて、最終的にシュートを打っても体に当ててしまったり、
枠を捉えられなかったりする。最後まで体を倒さず、相手が手詰まりになるのを待てるのが楢﨑選手です。
どちらにしても両者ともインターセプトを狙いながら、寄せてシュートコースを消すプレーは大前提としてあるはずです。
そのなかでより積極的に動くのが川口選手で、流れのなかで相手の選択肢を奪っていくのが楢﨑選手でしょう。
■「コーチング」もGKにとっては大事な要素になります。
川口選手は感情、闘志を出して、それを味方にも相手にもぶつけていくスタイル。
楢﨑選手も感情をぶつけないわけではないですが、川口選手と比べると淡々と必要なことを声に出していくタイプですね。
互いに味方のDFを動かしてコースを消していくのに長けていましたが、川口選手はある程度までコースを消させて、
あとは自分に任せろという範囲が広かったです。対して楢﨑選手は細かく味方に詰めさせて、最後のところで確実に仕事をするタイプ。
■現代サッカーではGKの「フィード能力」は高いレベルを求められるものですが、
2人はこれも優れていました。キックの種類は多彩で、パントキックだけでなく、置いたボールからのフィード能力も持っていました。
スローイングも含めて、状況によって球の質を変えられるだけの技術を両者とも持っていました。
■GKにとって「存在感」は相手にどれだけプレッシャーを与え、味方にどれだけ安心感を与えられるかという点で大事なポイントになります。
相手を威圧する意味では、川口選手のほうが存在感はあったと思います。
表情や試合のなかでの味方ヘの叱咤激励など、感情が出る場面では川口選手は際立っていました。
もちろん、楢﨑選手が相手へ迫る部分がないわけではありませんが、どちらかと言えば佇まいで威圧感を与え、
隙なくプレーをしているなかで相手がおのずとプレッシャーを感じるタイプですね。
>>2につづく
引用元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1620988423/
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Source: WorldFootballNewS
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