サッカーまとめのまとめ

サッカーの元日本代表FW大津祐樹氏が、2025年11月1日付けでブランド時計の中古品・新品販売などを行う「株式会社コミット」の代表取締役社長に就任した。大津氏はジュビロ磐田でプレーした2023年シーズン限りで現役を引退。2024年1月に同社の取締役に就任すると、それから2年弱で年商を就任当時の約120億円から約300億円に成長させ、その手腕が買われた。11月下旬、東京都中央区銀座に居を構えるコミットを訪ね、大津氏を取材した。

■経営陣に加わって2年弱で売り上げが120億円から300億円に
大津氏が取締役としてコミットの経営陣に加わってから2年弱。この間に同社の売り上げは年間約120億円から約300億円となり、2.5倍の成長を遂げた。目を見張る成長を実現した背景には、経営陣のひとりとしてどのような采配があったのだろうか。「僕らはお客さま第一に向き合い、お客さまに喜んでいただくために試行錯誤しながら考えていくことを大事にしています。そこに対する“チーム”としての前向きな考え方を全員が共有していることが“結果”につながっているのではないかと思っています」
大津氏は会社を「チーム」、売り上げを「結果」と表現する。そしてこのように言う。「売り上げが伸びるというのは、お客さまが使ってくれているということなんです。僕らは単純に売り上げを伸ばそうというのではなく、継続性を大事にしています。その考えの中で会社が右肩上がりで継続できているのは、お客さまからの信用や信頼が高まっているから。チームの中で一緒に働いている仲間たちが手を取り合ってモチベーションを高め、それが噛み合ってきているからこそ結果が出てきているのだと考えています」大津氏によると顧客リピート率は80％。Google口コミは1500件以上で4.9の高評価。また、「鑑定士の能力が業界でもずば抜けて高い。これはコミットの強みです」とも言う。

■現役選手時代に28歳で会社を設立。経営歴は7年になる
33歳でプロサッカー選手を引退し、そこから2年たたずに300億円企業の社長に就任。一見すると驚くような経歴だが、実は大津氏には既に7年間の会社経営の経験がある。

横浜F・マリノスでプレーしていた2019年に「株式会社ASSIST」を設立した。現役選手時代に自分で会社を興し、コロナ禍の苦労も乗り越えながら培ってきたノウハウが大きな財産となっているのだ。「現役選手を引退したのは2023年ですが、2024年1月にコミットの取締役になった時点で経営者としては既に5年目でした。28歳からずっと会社経営をしてきたので、ASSISTでの経験がコミットでとても生かされています」そもそも大津氏はサッカー選手時代から「セカンドキャリアという考えがなかった」という。「元々、セカンドキャリアというワードが好きではなく、一つのキャリアの中で（サッカー選手も会社経営も）やるというのをずっと意識してきたからこそ、このようにキャリアがどんどんつながっていますし、一つも途切れることなく丸一個で考えられるようになっています」

全文はソースで
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/b0312e8b136e0ac409cae392f842ff24f66f94f8