サッカーまとめのまとめ

　Ｊ１神戸の次期監督に、今季限りで広島を退任するミヒャエル・スキッベ監督（６０）が就任することが４日、決定的となった。関係者によれば、大筋で合意に達しており、細部を詰めるという。

　ドイツ出身の指揮官は、同国代表のコーチやギリシャ代表の監督などを歴任。２２年に広島の監督に就任すると、同年と今季の２度ルヴァン杯優勝に輝いた。神戸は、１１月３０日のＦＣ東京戦（ノエスタ）後に吉田孝行監督（４８）の退任を発表。国内外で複数人の監督がリストアップされた中、Ｊ１でも毎年のように優勝争いへ導くスキッベ監督に白羽の矢を立てた。

　神戸は直近の２季でリーグ２連覇、天皇杯優勝を達成。今季は３季ぶりの無冠に終わったが、天皇杯準優勝、リーグ戦も現在５位と安定した成績を収めている。アジアでの戦いも含め、経験豊富な名将の下でさらなる進化を遂げていく。