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【東京五輪】<マラソン日本代表選考会>なぜ大荒れとなったMGCで“伏兵”中村匠吾が勝てたのか?
投稿日 2019年9月16日 16:00:21 (海外サッカーチャンネル)
- 1 名前:Egg ★:2019/09/16(月) 12:12:36.26 ID:kyPGKB+C9.net
- 写真https://amd.c.yimg.jp/amd/20190916-00010000-wordleafs-000-2-view.jpg
東京五輪マラソン日本代表選考会となるマラソングランドチャンピオンシップ(以下、MGC)の男子はゴール直前まで大激戦となった。“3強”と呼ばれた日本記録(2時間5分50秒)を持つ大迫傑(28、ナイキ・オレゴン・プロジェクト)、日本歴代2位(2時間6分11秒)の設楽悠太(27、Honda)、同5位の井上大仁(26、MHPS)は内定基準の「2位以内」に届かなかった。MGCを制したのは5~6番手と見られていた中村匠吾(27、富士通)だった。
波乱のレースになった理由はどこにあったのか。設楽についてはペースメイクに無理があった。記者会見での宣言通りに序盤で飛び出すと、10kmを29分52秒、20kmを1時間0分04秒という冬マラソンのようなハイペースで通過する。15km地点では2位集団に2分13秒もの大量リードを奪った。しかし、後半に失速して、37km過ぎで首位から陥落した。
設楽にとっては、「誰もついてこなかったのは予想外」だったが、結果を考えると、前日本記録保持者の挑発に乗らなかった29名は正解だったといえるだろう。スタート時の気温は26.5度、湿度63%。前日と比べて気温は5度以上も高かった。前日と同じくらいの気候なら設楽はそのまま逃げ切っていたかもしれないが、レース後は「暑さで覚えていない」と言うほど朦朧としていた。結果は2時間16分09秒の14位だった。
昨夏のジャカルタ・アジア大会で金メダルを獲得した井上は序盤から動きが良くなかった。途中でキャップを投げ捨て、イライラしているようにも見えた。そして15km付近からペースダウン。完走した選手のなかでは最下位(27位/2時間22分10秒)に沈んだ。酷暑のレースでも結果を残していただけに、「身体が動かなかった理由はわかりません」とゴール後は茫然としていた。
そして、大本命・大迫も冷静さを欠いていた。
「普段なら集団後方を走るんですけど、心のなかで焦ってしまった部分もあって集団前方を走っていました」と過去のマラソンにはない“レース運び”をしていたのだ。その原因は設楽の飛び出しにあった。
「設楽選手についていこうかなと思ったんですけど、他の選手がいかなかったので、つきませんでした」と大迫。その判断は間違っていなかったが、設楽の姿が遠くなるにつれて心の余裕が奪われた。実は中村も設楽につくか迷っていたという。「悠太さんが出たところで、誰かついていくのかなと様子を見ていたんです。でも集団から42kmを通して勝負しようという意思を感じたので、自分もその流れに乗って後半勝負を考えました」
それは昨年12月の福岡国際マラソンで14年ぶりの日本人Vに輝いた服部勇馬(25、トヨタ自動車)も同じ気持ちだった。有力選手が誰も追随しなかったことで、設楽が独走となり、残り29名が2位集団を形成することになる。
集団は5km15分台後半のスローペースで進むと、15km過ぎに鈴木健吾(24、富士通)がアタック。大迫、中村、服部が反応して、4人は20kmまでの5kmを14分47秒という高速ラップを刻んだ。しかし、その後は押し切ることができず、藤本拓(30、トヨタ自動車)、橋本崚(25、GMOアスリーツ)、大塚祥平(25、九電工)、中本健太郎(36、安川電機)、竹ノ内佳樹(27、NTT西日本)に追いつかれた。
9/16(月) 5:00配信 THE PAGE
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190916-00010000-wordleafs-spo - 2 名前:Egg ★:2019/09/16(月) 12:13:22.64 ID:kyPGKB+C9.net
- 前を走る設楽の姿がグングン近づき、35kmを9人の選手が一団で通過すると、「2位以内」をかけた戦いが本格化した。36km付近からゴールまでは高低差で30mほど上る。明らかなスパートを放つ選手はいなかったものの、トップ集団は徐々に削られていく。
中村も38km付近で嘔吐して、状態が心配されたが、「お腹がきつかったんですけど逆に楽になった」と残り3kmで強烈スパート。服部と大迫が必死で追いかけて優勝争いは3人に絞られた。3番手となった大迫は、40.8km付近で服部をかわして、40.9km付近で中村に並ぶ。このままトップを駆け抜けるかと思われたが、中村はまだ力をためていた。
「大迫選手に追いつかれたときは、焦りもあったんですけど、前日の試走でラスト800mに上り坂があったので、そこが間違いなくポイントになると考えていました。うまく余力を残しながら、上りで仕掛けることができたので、予定通りのレースができたかなと思います」
中村は残り1kmを切り、上り坂で再スパート。大迫を突き放して、真っ先に神宮外苑の銀杏並木に飛び込んできた。優勝タイムは2時間11分28秒。ラストの2.195kmはキロ2分52秒ペースの6分18秒で走破した。
大迫も前日にラスト3マイル(約5km)を試走していた。
「昨日はきついと思わなかったですけど、今日は最後の坂がきつく感じました」と短い上り坂を甘く見ていたのかもしれない。中村に引き離された大迫は、41.9km付近で今度は服部に並ばれた。そして、ふたりの意識の違いが明暗をわけることになる。
「勝つことを意識していた」という大迫に対して、服部は「2位を目指してというのはおかしいですけど、絶対に無理はせず、冷静に、冷静に走りました」と中村のスパートに過敏に反応することはなかった。「離されたときは厳しいかなと思ったんですけど、自分はまだ脚を残していたんです。大迫さんが後ろを振り返ったので、もしかしたらチャンスがあるのかなという気持ちになりました。抜かしたところは、あまり覚えていなくて、気づいたらゴールの手前でした。無我夢中で走った感じです」
服部は中村から遅れること8秒。大迫に5秒差をつけて、2時間11分36秒で2位を確保した。日本記録保持者は最後に力尽きた。
「前半からペースのアップダウンにいちいち対応してしまったところがあったので、最後は脚が残っていなかったですね」と大迫。33km付近で右脇腹を押さえる仕草も見せており、終盤は苦しいレースになった。暑さに強く、毎年8~9月になると調子が上がってくるという中村にとっては、今回の気象条件が誕生日プレゼントになった。26歳最後の日にMGCで優勝を勝ち取り、27歳を東京五輪内定選手として迎えることになる。1学年下の服部も学生時代から東京五輪を意識して、逆算するかたちでマラソンに取り組んできた。MGCに向けては苦手だった上り坂を意欲的に走り込み、ラストスパートに生かした。ふたりはともに夢のスタートラインへ向かうことになる。
3人目の代表は今冬から実施されるMGCファイナルチャレンジ(福岡国際、東京、びわ湖)で派遣設定記録(2時間5分49秒)をクリアした最速タイムの選手が内定となる。突破者がいない場合はMGCで「3位」のランナーが選ばれるため、大迫は日本代表に大きく前進したともいえるが、「待つのか、自分も自己ベストを狙っていくのか、コーチと相談して考えていきたい」と揺れる胸中を明かした。
設楽と井上も明確な答えを口にすることはなかったが、東京五輪を目指すには、日本記録となる2時間5分49秒以内を狙うしかない。MGCファイナルチャレンジで優勝記録が派遣設定記録を超える可能性が最も高いのは、来年3月の東京マラソンだ。設楽と井上は2018年大会でともに2時間6分台をマークしており、東京での一発にかけてくるだろう。そこに大迫の参戦もあるかもしれない。東京五輪代表をめぐるドラマはまだまだ終わらない。
引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1568603556
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Source: 海外サッカーチャンネル
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