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なぜ? 川崎フロンターレ初Vのルヴァン杯決勝は歴史的名勝負になったのか?
投稿日 2019年10月27日 11:23:54 (Samurai GOAL)
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勝利の女神が川崎フロンターレに、そして北海道コンサドーレ札幌に何度も微笑みかける。初優勝を目指す両チームの間を行き来するたびに、埼玉スタジアムがどんどんヒートアップしていく。
延長戦でも数々のドラマが生まれ、もつれ込んだPK戦でも状況が二転三転する。最後はフロンターレが歓喜の雄叫びをあげた26日のYBCルヴァンカップ決勝は、歴史に残る名勝負となった。
最初に勝利へ近づいたのはフロンターレだった。右足首を痛めた影響でリザーブに回り、後半途中から投入されていたキャプテンのFW小林悠が、残り2分で技ありのゴールをゲット。後方からの縦パスを半身の体勢から胸で巧みにトラップし、左足で流し込んで1-1の均衡を破った。
コンサドーレもあきらめない。アディショナルタイムの5分に訪れたラストプレー。DF福森晃斗が放った右コーナーキックに、3度に及ぶひざの前十字じん帯断裂を乗り越えてきた24歳、MF深井一希が完璧なタイミングでヘディングを一閃。劇的な同点弾をゴール左へ押し込んだ。
「練習の段階から、入る選手と入るところは決まっていた。絶対に決めてくれ、という思いだった」
フロンターレでプロの第一歩を踏み出し、決勝ではゲームキャプテンを務めた福森が振り返る。いくつかのポイントから、深井が飛び込む位置を選択。正確無比なボールを配球した26歳のレフティーは延長戦の前半9分にスタンドを、地上波で生中継されていたお茶の間をさらに驚かせる。
ゴールまで約18mの位置で獲得した直接フリーキック。最初に狙いを定めた、向かって右側には身長186cmのDF山村和也らが壁を形成していた。翻って左側には168cmのMF大島僚太、164cmのMF長谷川竜也しかいない。とっさの判断で標的を変え、自信を込めて伝家の宝刀を抜いた。
「スピードのあるボールを蹴れば、壁を越せると思った。プロのキャリアをスタートさせた川崎を相手に、大舞台でフリーキックを決めたいという思いもあった。素直に嬉しかった」
思い描いた弾道がゴール左上へ吸い込まれる。再びリードを奪った豪快な一撃の直前には、実は約4分間におよぶ中断があった。コンサドーレのMFチャナティップの突進を止めたDF谷口彰悟へ提示されたイエローカードが、決勝トーナメントから先行導入されているVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定の結果、レッドカードへ変更された。
騒然とした雰囲気のなかでも、福森は集中力を途切れさせなかった。しかし、フロンターレの鬼木達監督が直後に切った交代のカードが、10人になったフロンターレの戦意をつなぎ止める。
センターバックが退場する非常事態で、大島に代わって投入されたのは控えのセンターバック奈良竜樹ではなく、右サイドバックのマギーニョだった。右サイドバック登里享平が左に、左サイドバックの車屋紳太郎がセンターバックに回ったさい配の意図を、大黒柱のMF中村憲剛はすぐに感じ取った。
「両サイドで運動量と推進力を確保することで、ボールを握る場面とアグレッシブにいく場面を使い分けていこう、と」
右にマギーニョ。そして左には、延長前半開始とともに投入されていたドリブラーの長谷川。体力的にフレッシュな選手が縦への槍と化して、追加点を防ぎながらチャンスをうかがう。
つづく
10/27(日) 6:30配信 THE PAGES
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191027-00010003-wordleafs-socc
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Source: Samurai GOAL
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